
以前この車に標準装着されたマグホイールのナットについてメモを作成したことがありました。
そのメモ内でも記している事ですが、現在でも入手できるこちらのナットを加工して、純正マグホイール用のナットの代わりに使えないものか、ずっと考えてはいたのですが、代わりのナットが見つかったりしたものですから、現在まで実現する事無く時が過ぎてしまいした。

今一度サイズ等こまかな点を比較してみます。
ネジピッチやボルトサイズ、平面座ナット部分のサイズ等もほぼ同じです。
ホイールに入る部分(シャンク径)の寸法が、純正19mmであるのに対して、現在入手できる純正ナットは20mmとこの部分だけに違いがあります。
たった1mmの差なのですが、その1mmでマグホイールには入りません。削るにしても私は旋盤を持っていないので金属加工はできません。
加工やさんに知り合いもいないので無理だと諦めていました。

ところが先日知り合いの方から、純正ナットを流用しての加工をやって作れそうだ!(たまたま同じ事を考えていたようで)というお話を頂きました。
私もできれば純正流用ナットで作ってみたかったので、その話に便乗させて貰う事にしました。そして仕上がってきたのがこちらです。
左側が加工ナットで、右側がノーマル純正ナットです。
見た目で差はわからないかと思います。片側にしてみれば0.5mmの加工ですから、ほぼわからないレベルです。

でもその1mmでマグホイールに入って使えるか、使えないかが分かれます。
ピッタリと収まっている今回の加工ナットですが、シャンク径をノギスで測ってみたら、18.9mm程度。微妙に純正より小さくなるよう削ってくれたようです。

他のナットも入れてみました。ピッタリ緩みなく入っています。
日産純正品のナットをひと手間掛けての流用、これをやってみたかったのです。

ホイールの裏側から。
シャンク部の長さも丁度よい感じです。

左:マグ用純正ナット、右:加工純正ナット
シャンク径だけの加工でこうしてしっかり使えるのは、純正平面座ナットの基本的な部分がマグナットに似ていた事によるものだと思われます。
因みに台座部分のサイズもマグ用、純正加工品、共に30mmで同じ。
ナットの頭部分の形の違いについては仕方ない部分ですね。

左:加工ナット 右:純正ノーマルナット
加工ナットはワッシャーが抜けてしまわぬよう、うまく削ってくれています。こういった部分もありがたい事です。いちいちワッシャーが抜けてしまうのでは面倒です。
お願いした知り合いの方に伺うと、この加工を業者さんに依頼してくれたのは、Zのミーティング等を主催しているオーナーズクラブの、この世界では有名な会長さんのようです。
こまかな指示を業者さんに出して作ってくれたのでしょう。私の出来ないことを実現してくれました。ありがたい事です。<2023年10月>
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