
先日車の調子維持のために、比較的空いている時間の高速道路を快適に走っていたところ、突然スピードメーターが動かなくなってしまいました。
高速走行中だったので車を止める事も出来ず、他に不具合も無かったのでそのまま高速を走り、車庫まで戻ってきました。

車庫に着くまで、動かなくなる原因をいくつか考えながら走ってきたのですが、ケーブルは交換したばかりでしたし、スピードメーター本体は突然動かなくならないような気がするし、怪しいのはミッションとケーブルの接続部分が外れたのではないかと予想しました。
するとやはり原因はこの部分で、丸で囲ったアダプタ―が完全にミッションから外れて、ぶら下がっているのが見えます。予想が当たったのはうれしいのですが、壊れた事については喜ぶ事ができません。

取り付けが甘く、緩んで外れてしまったのだろうと思っていたのですが、よく見てみると、どうやら単純な外れ方では無いようです

取り付け部分はミッション側に残っています。90度変換するアダプター本体のカシメ部分のピンが緩んでしまい、その結果本体が分離してしまったようです。

丸印の部分のピンが浮き上がってしまい、本来外れてはいけない部分が振動で外れてしまったようです。

当然中に入っているはずのギヤ(一個)とジョイント用のシャフト(キー)は分解した際に外れてしまい、行方不明になってしまいました。

製造廃止のアダプターですし、パーツの予備も持ち合わせていないので困った事になったと思うものの、不具合はスピードメータ―の表示がされない事と、オドメーターの数値が増えない事だけですから、走行させようと思えば動かす事は可能です。
でもこの状態では整備不良車両ですので、修理できるまで動かす事が出来ません。パーツの回収も出来ませんし、仕方ない事として諦める事にします。

これは2021年5月に撮影していたアダプターの画像です。

よく見ると、この時既に外れ防止のピンが出てきている事が出てきている事がわかります。
もう遅いけど、この時点で対策をしておくべきだったのでしょう。このタイプのアダプタ―装着をされている方は、一度目視点検をされた方が良いかと思います。

現状のアダプター。
奥にはもう一つのギヤが見えます。紛失したギヤと同じものはそう簡単には見つからないでしょうから、気長にアッセンブリーパーツを探すしかないのでしょう。
調べてみたら30Zより少し古い、ブルーバード(411)やフェアレディ1600あたりにも似たようなパーツが使われていたようです。

他にも、ポン付けできるかわからないのですが、大型トラック等で使われている「エルジョイント」という形の似たアダプタ―があるようです。
本来の用途はタイヤサイズが変わった時のために、メーター表示を調整する機器のようですが、これを別の使い方で、大型車のスピードリミッターの上限を上げるパーツとして流用する方も少なからずいるようです。
かつてはオークションでも出品されていたようですが、悪用防止のため今ではあまり出回っていません。出来る事なら構造が似ているので、流用可能か実際に見て比較したいものです。
