フロントスタビライザーのロッド

フロント下廻り部分が気になりだすといろいろ手を入れたくなってきます。
今回はスタビライザー部分なのですが、点検とブッシュやロッドの交換をやっておきます。

 

外したロッドです。製造時からのものではなさそうなのですが、それでも装着から年数が経過しているためか、ロッドには錆が出ています。
肝心のブッシュはまだ問題が無いように見えますが、折角ここまで外した事でもありますし、新品に交換しておくことにしました。

 

 

今回外したロッドと、初期のS30に装着されていたロッドを比較しています。上が最初期のロッド、下は今回外したロッドです。
見るとロッドに付くお皿の間隔は同じなので、機能的には何の違いもない事がわかります。さらに細かく見ていくと左右の長さのバランスが違う事と、先端の切り欠きの有無に違いがあることがわかります。

 


先端の切り欠き部分。
細かい部分まで拘る場合、ロッドの先がカットされているのが初期(最初期からどこまで付いていたかは不明)ロッドですので、とことん拘る場合はこういった感じに削るのもよろしいかと思います。多分誰も気づいてくれないと思いますが・・・。

 

 

こちらは現在でも入手できる新品ロッド。(左)
ロッドのお皿が付く寸法等は同じでしたので、これも同じように使えます。(54618-U0100)
ロッド単品ですと、純正品といえども比較的安価なのですが、ブッシュや追加のお皿、そしてナットなど付属品を入れていくとそこそこな金額になってしまいます。
でもこういった新品パーツが付いていると、下から覗いた際に輝いて見えるので気持ち良いものです。

 

 

セットする際の注意点。
このロッドをトランスバースリンクに固定する時は、ロッドにブッシュとお皿を入れ厚いナットで固定します。その後薄いナットで共締めでロックするのが本来の形のようです。
これは最初期のロッドに使われていたナットですが、番号が入っているので高強度ナット?でしょうか。

 

 

フロントのトランスバースリンクの裏側から見ています。角度が悪く良く見えませんが、ロッドのナットはダブル掛けでロックされています。
因みに「テンションロッドのボルト」のナットはロック付きナット(おそらくスリーロックナットと呼ばれるもの)が使用されています。足回りの重要な部分ですからこの当時の安全対策が施されていたのだと思います。

 

スリーロックナット。
三面を潰す加工をしてロックされるようになっているナットのようです。

 

 

ロッドやブッシュ、お皿はこの様に組み合わせるようです。ゴムブッシュは左右で8個必要という事になります。
純正ブッシュ:56112-V0100 (スタビライザーブッシュ・アウタ)

 

 

パーツマニュアルでも確認しておきます。順番は合っていると思います。

 

 

スタビライザーの本体バーを固定するブッシュですが、上面には「お皿」を入れます。でも下面にはお皿は入りません。
このあたりは外す際によく確認しておかないと迷ってしまう部分では無いかと思われます。

 

 

トランスバースリンクにはこのようなブッシュ受けの窪みがありますので、別にお皿を敷く必要が無いのだと思います。

 

 

ついでにスタビのバーを固定するブッシュ付近の手入れもしておこうと思い、ボルト交換と塗装が剥げたブラケットも塗っておきました。

 

 

ブラケットを固定する8mmのボルト。今回は7マーク付きの汎用品を使っています。

 

 

金色のロッドがきれい。

 

 

ダブルナットで固定しています。厚い方の高強度ナットは新品が見つかったのですが、薄いナットの新品は見つからず、そこだけ古いナットを再使用しています。
<2022年2月>