ステアリングラックの揺れ

「ステアリングの遊び」ですが、余りに遊びが大きすぎて、運転しにくい状態なので修正したいと思います。

マニュアルでの数値は円周上で0~35mmとなっていました。「0」でも良いのかと思いながら、現状のあまりに大きい遊びを何とかするための対策をします。

この車で簡単に対策が行えるのはここだと思われます。
ステアリングラックのブッシュです。ここは前に一応新品のゴムブッシュに変えているのですが、運転のフィーリングはあまり改善しませんでした。
ネットで調べてみると多くの方が純正のブッシュは緩い、という事を言っておられるので、私もまずここを社外のウレタン製に変えてみたいと思います。

初期のステアリングラックに合うのはこのタイプのようです。
後のラックになりますと、これより少し太くなるブッシュが必要です。どちらも簡単に入手できますが、品番には注意しなくてはいけません。

調べると、一年半ほど前に手持ちの純正ゴムブッシュに交換していたのですが、今回再び交換することになってしまいました。

ステアリングラックの固定部分。
ここを緩める際は、回り止めのナットを緩めないと、下からボルトを回しても緩みません。

ボルト、ワッシャーと回り止めのナット。ブラケットにもボルトが溶接されているので、それ自体で固定ができる構造です。

ステアリングラック本体を少し上げて、ゴムブッシュを抜き取ります。

外した左側ブッシュ。
長期保管品とは言え、前回付けるまでは未使用だったゴムブッシュ。傷んでいるようには見えませんがどうも具合が悪いので交換します。

今回のものはウレタン製で、二分割になっていますが形は初期のラックに合うように作られています。触ると純正ゴムと比較してかなり固くできています。

ウレタンを装着しました。付けてみると、端の赤い部分がはみ出るように見えてしまいます。目立つ色だけに少々気になる部分です。

反対側の薄いタイプも外して交換します。

かなり赤が目立ちます。これが黒かったら良かったのですが・・。良く探せばあるかもしれませんが、今回は残念ながら初期タイプに適合する「黒ウレタン製」を見つける事ができませんでした。

右側のブッシュはオイルパンが邪魔になり少々手こずります。でもゆっくりと作業をすれば問題なく交換は終わるでしょう。

交換終了後。
各部を点検してアンダーカバーを付けておしまいです。

アンダーカバー用ドライバー。
ここのところ、アンダーカバーを脱着する事が多く、その際少し不便に思っていた工具を簡単に作ってみました。ここのボルトは8mmの六角で、ソケットとラチェットでも回せなくはないのですが、カバーの穴を車体の穴に合わせつつ、ボルトを入れ回すのが結構大変なのです。特に金属のアンダーカバーで少し変形もある為でしょうか、付けただけではカバーの穴とボディの穴の位置がピッタリと合いません。

こういったセットの中の・・・

ソケットが使えるドライバー型アダプターで使えばよい事なのですが、これですと少し長いし、いちいちセットするのも面倒で専用品が欲しかったのです。

市販でピッタリのものがないか、近所のホームセンターを見て回ったのですが、このくらいの長さのソケット付きドライバーは無いのです。
短いものである必要は、カバーの奥の二か所部分は床とのすき間が狭く、この程度の短いドライバーで無いと回しにくいためです。

結局、工具箱にあった使っていない短いドライバーと、8mmのソケットを接着してくっつけただけの工具ですが、専用工具が完成しました。
アンダーカバー脱着用部分専用工具ですが、使ってみると結構便利です。カバーのボルトですから、そこまで強度が必要な場所でもないので大丈夫でしょう。車庫では年間何度がアンダーカバーを外す作業が発生するので、こんな工具でも活躍してくれそうです。
実際にはこれが無いところで、脱着の時間が大きく変わるわけでもありませんが、こういった小さな事でもなるべくストレスなく作業を行いたいと思ってしまいます。

今回は見やすいようにエアクリーナーBOXとアンダーカバーを外して行いましたが、下からだけで作業が進みましたので、エアクリーナーBOXを外す必要は無かったかもしれません。
このウレタンブッシュ対策は、多くのS30乗りの皆さまが交換しているようなので、悪くは無いようです。100%揺れを遮断する事でも無いようなので、車体への悪影響も少ないように思えます。これでしばらく使ってみることにします。
最後に、簡単な動画で変化がわかりやすいようにまとめてみました。