
概ね半年+のサイクルでオイル交換をしているので、感覚的にはあっという間に交換の時が訪れます。オイル排出から始めます。まずは交換前のドレンプラグ付近を見ると、本来のガスケットではないためか、オイルパンに漏れたオイルが付いています。ここは今回違うガスケットを入れて対処します。

オイル受けも自動車用に換えました。今までは一般のボウルで受けていましたが、この車からの排出オイルは多めでもあるので、今更ではありますが、きちんとしたオイル受けを使う事にしました。
8ℓまでのタイプですので、この車の廃油受けとしてもこれで十分足りるはずです。

平べったい形をしているので、特にジャッキアップをしなくても狭い車体下のスペースにも置けます。今までのボウルですと、少しジャッキアップしないと置けなかった事を考えると、早く購入しなかった事が悔やまれます。

オイルパンの中にあるオイルが排出されました。前回はモリブデンを添加していたためか色が黒いです。
容量に余裕があるかと思っていたオイル受けですが、思っていたよりタプタプでちょっと揺らすとあふれ出てしまいそうです。

今回は廃油処理ボックスを使います。置き場所さえあればやはり最初からセットされているBOXタイプが面倒が無く良いかと。
8ℓタイプがあれば一個で済むのですが、それは無いようですので、汎用タイプを二つ使います。おそらく廃油は7ℓ程度だと思いますので二つあれば十分処理できる容量です。
一つ300円位なのですが、家庭ゴミとして安全に処理できることを考えると、必要なコストだろうと思っています。

この車のドレンプラグについて。
右側がこの車に現在付いているドレンプラグです。真ん中のドレンプラグはサイズや形で似たようなものがあったので入手してみたもの。(大野ゴム製)
頭の部分のサイズは19で同じです。

ひっくり返してみると、凹みの有無で形状が違っている事がわかります。ボルトの軸部分のサイズは同じ。

横にしてみると、ネジ部の長さが微妙に違っていました。

実は今回、このプラグは使う事ができませんでした。
外観を見比べ、使えそうだったので実際に入るか試してみたところ、少し入りますが途中からちょっときつくなるのです。
ピッチは同じに見えても、ネジ部の角度が違う??そういう事があるのかよくわかりませんが、オイルパンのネジ山を壊してしまってはいけないので、とりあえずこのプラグは使わないことにします。

でもこれと一緒に購入したガスケットは内径・外径共にピッタリ合いますので、今回はこちらのガスケットを純正プラグに付け使ってみようかと思います。
純正のガスケットは品番が変わってしまったのか、もしくは製造廃止なのかわかりませんが入手ができませんでした。今後はこれを使っていくつもりです。

ガスケットをオリジナルプラグに入れ、装着してみました。ピッタリなので使えそうです。このプラグには前回使った純正タイプの紙のガスケットより、今回の弾力のある方が良い感じです。締める時に若干潰れてくれるので、オイル漏れを遮断してくれそうに見えます。

前回の紙タイプのガスケット。
交換前に目視点検をした際、オイルパンへのオイル漏れを見つけてしまいました。やはりこの細いタイプのドレンプラグには紙タイプのガスケットは合わないのでしょう。

オイルフィルターですが、前回モリブデンを投入したので交換が必要です。(モリブデンのマニュアルに記載があったので)
前回の交換時は、久々に純正エレメントケースでの交換だった事もあり手順を忘れてしまってましたが、今回は二回目ですので少し慣れてきました。
取外しの際、アンダーガードを外し17のレンチで外す事を試してみましたが、やはり前回のラチェットに延長ロッドを付け17のソケットで回す方がここは楽かもしれません。

エンジン側のゴムリングパッキン。
結構しっかりと溝にはまっているので、パッキンピックツールで引っ掛けないと取りづらいです。

2枚あるリテーナーのうち、カートリッジにくっついてしまう方は廃油の中に紛れると見にくいですし、油まみれのエレメントと一体感もあるので厄介です。

この構造に慣れていない方が、廃油や使用済みエレメントと一緒に捨ててしまうのも分かります。

前の車では純正エレメントケースを外す際、油まみれでの作業になってしまうのが嫌でカートリッジ式に変えた記憶があります。
今の車ではゴム手袋を付け、あせらずゆっくり作業をすれば手も汚れませんし、これで良いかと思えるようになりました。

前の車の時に使用していたエレメント。
これを付けるためのアダプターを使用して使っていました。アダプタ―の固定ネジ部分が緩んでしまうので、毎回チェックが必要なのが注意ポイントだったでしょうか。

カートリッジ式エレメントと比較すると、清掃がちょっと面倒な純正エレメントケース。
パーツをひとつひとつ確認しながら清掃し、順番に戻していきます。
①小さなゴムパッキンをケースの外に。ケースの内側に、②スプリング、③リテーナー、④固定のスプリングピンの順番で軸に入れて、パチッと溝に入るまで押し込みます。

パーツが所定の位置に収まっていれば、エレメントはケースと同じ高さに置かれます。
上側になるところにもう一枚のリテーナーを置いて(上の写真は既にセット済み)、エンジン側にゴムパッキン(大)を付けるのを忘れないようにして、エレメントケースをエンジンに装着します。

オイルとエレメントの交換が完了。
マニュアルではエレメントケースの締め付けトルクは「2.8~3.2㎏-m」となっています。

今回は15W-50の比較的安価な国内生産の鉱物油を使って交換しています。新しいオイルはこのような色なのに排出する時は真っ黒。
計算してみたら、前回交換からこれまでの走行距離が550キロでした。ちょっと少ないかもしれませんが、古い車ですからこの程度で良いでしょう。

後日、しばらく走らせた後にドレンプラグ付近をチェックしました。
オイルの漏れが無く、パッキンも大丈夫そうなので品番を記載しておきます。
大野ゴム YH-0111P トヨエース用で20枚パックです。現在のペースで交換したとして10年は待ちます。
<2022年1月>