エアクリーナー・フィルターの交換

ヘッドランプユニットを交換するため、ハーネスを抜き差ししていたところ、目に入ってしまったのがエアクリーナーのフィルターボックス部分です。
このように表面に錆が出てきているので、作業のついでという事もあり、外して塗りなおす事にしました。

 

蓋を外したわけですから、当然中に入っているフィルターも見る事になります。取り出してみるとこの通りです。こんなに汚れているとは思っていませんでした。確認して良かったです。
このフィルター、サービス周報によりと、「清掃不要のビスカスタイプ」を使用していると記載されています。ろ紙に含まれた油が、ろ紙の表面だけにダストを付着させ、それがフィルタ層となっていく仕組みのようで清掃は不可との事です。

 

 

フィルターのすき間には、ゴミが詰まってしまい真っ黒です。
このフィルターの純正品が購入できる頃(かなり前)は、たしか2~3千円で購入できたと記憶していますが、今はショップからのリプロ品のみで価格も数倍しますが、入手できるだけでも有難いと思わないといけません。

 

 

幸いフィルターのストックが一つ有ったので(リプロ品)交換することにしました。比較するとこの様に全く色が違います。
細かく言うと、純正は確かオレンジっぽいフィル―ターで、このリプロは赤っぽい感じですから、より色が違うように感じます。

 

 

どうせ廃棄になってしまうのですから、古いフィルターを分解して中を見ておこうと思います。
破いてみると、表面にろ紙を蛇腹状に折ったものを上下で貼り付け、内部はパンチングで丸く穴を開けた鉄板を丸めたものを芯にしている構造です。

 

 

ろ紙は上下に付く金属製の楕円形の押さえに接着してあります。これが結構強力に張り付けてあるようでなかなか剥がれません。

 

 

中の芯は薄い鉄板で、丸い穴が開けられているので端の部分は角が尖っています。気を付けて触らないと手に刺さります。穴あき鉄板は軽く丸めたものを上下の楕円板でうまく押さえてあるだけです。そもそも使い切りのフィルターですから造りはとてもシンプルです。

 

 

これのオーバーホール?はろ紙部分の材料を見つけるのも大変でしょうし、同形状で組みなおすのも工夫しないといけません。もし同じ機能のものを作るならば、違う材料で同じ形に作った方が簡単に出来そうです。でもそれを実際にやるとなると、コスト的には今販売されているリプロ品を買った方が安く上がりそうなので今回はやめておくことにします。オイル等のように年間何個(缶)も使うものなら、それもやってみようと思いますが、数年で一個ですから無駄になりそうです。

 

今回塗りなおしたエアクリーナーのボックスの蓋部分の裏側です。真ん中に見えるスポンジはBOXの上下に付いています。これが傷んだり、外れたりしていると、その部分から外気を吸ってしまいエアクリーナーとして機能しなくなるので、蓋を外した際は点検しておきたいポイントです。

 

サビ防止の黒い塗料を塗り、化粧直しをしたエアクリーナーのフィルターボックス。
フィルターの交換後、吹け上がりが明らかに良くなりました。かなりゴミが詰まって吸入を妨害していたのだと思われます。こういった部分も定期的に点検しておかないと調子よく動かせない事が良くわかりました。<2021年2月>

メンテナンスメモ③ メニューへ