ヒーターホースの交換

純正品は製造廃止ですので、今回は純正同等品で簡単に入手できる大野ゴムの汎用品を使って交換できないか試すことにします。このホースの内径は16mm、90度L字に曲がっているホースを使います。

水関係のホースを交換する時は、クーラントをラジエターから抜かないといけません。クーラントを抜くのは車検整備のタイミングで2~4年に一度程度なのでラジエターコックに切り込みが入っている事をいつも忘れて、このプラグを完全に外して抜いてしまい、クーラントが凄い勢いで出てきて床が水浸しという事になります。
ちょっとそれますが、ここも本来付いているコックの形はこのような形のもの(ちょっと差し込み部分が短い)が付いています。持ち手の部分にNのマークが刻印されるタイプです。機能的には一つ上の写真のものと何ら変わりはありません。

痛い目に遭うと覚えているもので、今回は念のため大きな受け皿に板を置き飛散防止対策、そしてコックも適度に緩めラジエターキャップも慎重に緩めていくという作業の結果、最小限の汚れで済みました。
最近は手順をこうして残しておかないと、本当にすぐに忘れてしまうので、次回の為に成功した事をメモしておきます。

クーラントは抜けたのでホースバンドも外します。
あとは単純に古いホースを捻って引っ張れば抜けるかと思い、やってみたのですが残念ながら全く動きません。
ゴムがカチカチに固くなっていて固着し、回す事も抜く事もできません。 場所もキャブの裏側なので、手で触れてもあまり力を掛けられないのです。

そういう時はこの工具が便利です。前に買ってあった事を思い出し引っ張り出してきました。ホースプラッカーと呼ぶようですが、尖った部分を固着したホースの先端部分に入れ、固着を解き、抜きやすくする工具です。これを使いホースの固着を取り、更にホースの中央をカッターで切断し、回転させるようにしてやってみたところ、苦労しましたが引き抜くことができました。

カチカチになっていたホース。一応外したホースの大きさをメモしておきます。
指で凹まない程固くなっていました。

そして汎用品のホースを現物合わせでカットします。

あとはバンドを付けてからエンジンに付けていきます。

ウォーターポンプ側のホース角度。

インマニ側のホース差し込み口は真下を向いています。
この両方にL字のホースを差し込むのですが、最初はうまく入らなかったのですが、ちょっとクーラントを付けて、回しながらグイグイ入れてみたところ、なんとか入ってくれました。かなり力が必用です。

所定の位置に収まっています。装着すると角度は90度より若干鋭角側の80度くらい?になりますが、この程度ならホースに負担がかかる事も無いように思います。
ホースバンドのネジの位置ですが、写真の位置が良いようです。特にウォーターポンプ側はホースの下にくるようにしないと狭いのでドライバーで回すことが出来ません。

室内側のホース。
ヒーターコック付近の写真を写真を撮って確認してみたところ、まだ緑青も出ていないしホースの状態も悪くないように見えます。どうやらホースバンドも線式のものでは無いので、どこかのタイミングで一度交換しているようです。今回は交換用のホースを入手しましたが、それは次回に回します。今後クーラントを交換するタイミングで状態をチェックし判断したいと思います。

試運転を兼ねて近所を走らせた後、クーラントが漏れていないかチェックをしました。目視した感じではホースからの漏れはありませんでした。今度は高速を走った後にまたチェックをしてみようかと思います。
でも交換していないホースには、すでに固くなってきているホース(特にエンジンの熱が当たる部分)もあるので、点検はかかせません。<2021年1月>