ステアリングラックブーツの交換 その2

クシャクシャのステリングラックのブーツ。
これは以前他社用の汎用品ブーツを使用し、試していたステアリングラック右側のブーツの現在の姿です。
よく見たらグリスの漏れが確認されましたので今回交換する事にしました。

 

1年半ほど前に右側のブーツを汎用品を使い交換しています。その直後ですとこのようにきれいに伸び縮みしていたのですが、何度か伸縮を繰り返すうちに変形するようになり、結局形が戻らなくなってしまいました。

 

 

変形状態から戻れない事により、ブーツの一部分にストレスが掛かり、結果矢印の部分に穴が開いてしまったようです。
今回は破れてグリスも漏れていたので交換です。

 

 

外したブーツ。
避けてはいないものの、結構大きな穴です。これではグリスも漏れます。

 

 

純正ブーツ。
伸縮を繰り返してもブーツが変形しないよう、空気抜きがあります。
これにより縮んでも空気が抜けきれいに畳まれ、形が崩れません。さすがは純正品、その車に合わせてしっかりと設計されている事がよくわかりました。

 

 

純正を使えば問題は解決するのですが、もう少し汎用品を試してみたい気持ちもありますので、今度は違う汎用新品ブーツに空気抜きを開けて使ってみることにします。
汎用ブーツはサイズなどを試すためにいくつか買ってストックしてあります。次はこれを使ってみようと思っていたブーツがありましたので、使用前に空気の通りそうなところにルーターを使って穴を開けます。
ゴミの吸入が心配ではありますが、開けないとまたクシャクシャになるのでしょうから仕方ありません。

 

 

使用する汎用ブーツは、前回使ったものとは違う品番ですが、同じ「大野ゴム」製のものになります。これは1000円程度で購入できる財布に優しい製品です。
蛇腹の山数やロッドの径部分の寸法などは、この車に合いそうなものとして選択しているので装着は可能でした。
でも汎用品の流用ですから、実際に使ってみないとわからない部分が多々あります。

 

 

これは作業上仕方ない事なのですが、ブーツを交換するにはタイロッドエンドを外さなければなりません。これはちょっと面倒です。
前回の車検時に基準値に合っているのを確かめたばかりですが、これでまたトー角に狂いが出てしまわないか心配です。

 

 

このゴムブーツの固定はクリップ(向かって左側)と針金(右側)です。
ブーツ全長17.5cmのタイプ。 細い方の穴が9mmなので、この部分がちょっときつく、入れるのには苦労しますが、回しながら押し込んでいって、なんとかこの位置まで入ってくれました。
大きい方の穴の径は36mmなので、こちらのサイズはほぼピッタリです。

 

新ブーツ装着後。
近所をテストドライブで走らせた後にブーツを確認します。ブーツの形はしっかりしています。

 

きれいに縮んでいます。

 

 

空気抜きの穴の効果があったのでしょうか?変形はしていません。
これでしばらく様子をみます。<2024年5月>

メンテナンスメモ⓼ メニューへ