2024車検対策③ リヤコンビネーションのバルブ交換

「車検」は良いタイミングでもありますので、「リヤ コンビネーション ランプ」を点検しつつ、バルブの交換を行います。
操作しないと見えない部分ですし、いつの間にか切れてしまっていることの多いリヤのバルブです。でも自動車を動かす際は、運行前に確認しなければいけない部分ですから、やはりマメに点検したり交換することは必要です。今回は私のところに来てから一度も交換していない事もありますので、故障の予防を兼ねて全部交換します。

 

 

使われる電球は、整備要領書(周報)を見ると以下のように記載があります。
テール ランプ   : 12V-8W  
ストップ ランプ  : 12V-23W  ※テールとストップは一つでダブル球
ターンシグナルランプ: 12V23W  
リバース ランプ  : 12V-23W 
パーキング ランプ : 12V3W

 

 

赤/黒の配線はリバースランプ用。

 

 

緑/黄色はストップとテールのダブル球。

 

 

ソケットの小さいタイプはパーキングランプ。

 

 

写真は左側のリヤコンビネーションの写真。左右共使われるバルブは同じです。

 

リヤコンビネーションランプ本体から出るコネクタ部分は6極カプラー。

 

 

必要なバルブは確認できましたので、実際に交換していきたいと思います。
以前所有していた最初期車両はサービスホールが無く、とても面倒でしたが、現在の車両はサービスホールがついているタイプですからとても楽です。
ビス4本のみ外せばバルブにアクセスできますから、容易にバルブ交換ができます。

 

 

参考までに、こちらはその面倒な最初期型のリヤパネルトリム。
後のタイプで追加されたサービスホールが無いので、電球交換の際はトリム本体を外さないといけません。固定には芯が分離するプラスチックリベットが使われていて、それを全部外すのがとても面倒なのです。

 

 

サービスホールの蓋の裏側。スポンジが若干傷み気味。

 

 

蓋を外せばランプに手が届きます。

 

 

バルブを交換する際はブレーキ用だけちょっとした注意が必要です。
ブレーキ用はテールランプも兼ねているダブル電球ですから、端子が2極あり、差し込む方向が決まっています。矢印のようにポッチの位置を上下にずらす事により、向きを間違えないように設計されています。
古いバルブを外す際は、ポッチがどちら側に付いていたのか、見ながら外し、交換するバルブも同じ向きで差し込むと交換作業はスムーズに進むと思います。

 

 

今回はスタンレーのバルブを使って交換しています。
左がストップ/スモール用で、右がターンシグナルとバック用です。
色付きの電球は使われていないので、このパックの番号を二つずつ(合計8個の電球が必要)入手すれば、テール側の通常使用しているバルブに関しては左右共交換できます。

 

 

小糸製の電球を使う場合でも、黄色線のガラスサイズ、口金形状が合っていれば大丈夫でしょう。
最近はこれらのランプをLEDに変えてしまう方も多いようです。白熱球は、電気が流れてから「ポワッ」とワンテンポ遅れて点灯する感じが私は好きで、LEDの瞬間的に、しかも明るく点灯するタイプは、こういった車にはどうかと思ってしまいます。機能的には明るく長持ち、電気も消費しないLEDは間違いなく良いものなのでしょうが、50年前の車には、やはり白熱球の方が雰囲気に合うような気がしてなりません。

 

 

 

消耗品でもあるバルブはどのタイミングで切れるのかわかりませんから、今回は一気に全ての電球を交換して履歴をリセットします。
まだ使えそうに見えるバルブもあったのですが、廃棄に回します。

 

 

点灯はしていたものの、このバルブはちょっと傷んでいました。
これを見る限り、今回の交換は良いタイミングだったように思えます。

 

 

ブレーキ・テールランプ用のソケット。
ダブルになっている接点が見えます。このため電球を入れる向きが大切になってきます。反対に入れても固定ができないので、向きを間違えることは無いのでしょうけれども、一発で済めば面倒がなくてよいかと思います。

 

 

交換が大変なバルブ。
ちょっと苦労するのが右側のコンビネーションランプの「バックランプのバルブ」交換です。トリムの開放部がやや狭く、そして左側には無い燃料タンクからのホースが邪魔をして手が入っていかないのです。右手左手、いろいろ角度を変えてやっても、ソケットを回すだけの力が掛けられません。小さい手の方ならすんなり入って簡単に回せるのかもしれません。

 

 

ちょっと戻りまして最初期型の写真。
最初期型のトリムは一体型で外すのが面倒・・と先で記していますが、右側のバックランプに関しては、こうしてトリム毎外して作業できる最初期型の方が楽でしょう。
これだけ広ければ、ホースの位置なんて関係ありません。

 

ランプ交換後のチェック。
今回交換したバルブが全て点灯することを確認しました。
これはストップランプの点検中。前より明るく見えます。

 

 

今回は「12V-3W」のほとんど使わないパーキングランプだけランプ交換をしていません。一応点灯はしていますから交換は必要無いと判断しました。
メインの電球8個は交換できましたから、通常使用において、リヤのランプに関してはしばらく大丈夫でしょう。<2024年1月>

 

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