
2024年早々に車検を控えているので、いつものように時間のある時に少しずつ整備を進めていきます。
まず始めにミッションオイルとデフオイルの交換を行うのですが、過去のメモを見るとミッションとデフのオイル交換は3年ほど前に行っていました。距離的には整備マニュアルの交換目安である「40,000キロ走行毎」の1/10程度なのですが、ミッション/デフのオイル交換作業も、たまにやっておかないと作業手順や工具の置き場を忘れそうなので、このタイミングで交換作業を行うことにしました。

準備したパーツ。
前回は準備できず、新品交換が出来なかったドレンプラグも今回は準備しています。

作業手順的には前後しますが、車に付いていたドレンプラグ(左)と、新しく入手したプラグ(右)を比較しています。
現在日産から入手できる新しいものは、磁石部分が大きくなっています。

ミッションオイルの交換手順としては、
①フィラープラグが外れるか確認。
②ドレンプラグを外し古いオイルを排出。
③ドレンプラグを戻し、新しいオイルをフィラーから定量入れフィーラープラグを戻す。といったところでしょうか。
まずはそのフィラープラグから外していきますが、前回からあまり時間も経過していないので固着も無く、楽に回り外す事ができました。

フィラープラグ。
前回のミッションオイルの交換時に入手した17mmシグネットのレンチを使って回しています。
このレンチはちょっと長めで31cmほどあります。長い分だけプラグを緩めるのも簡単です。

ドランプラグ。
こちらも問題なく回り、簡単に外せました。

オイルの排出。
距離も走っていませんからあまり汚れていないだろうと予想していましたが、やはり出てきたオイルに汚れは感じられません。
前回感じたミッションオイル独特の変な匂いもそう強くありません。

排出されたオイル。
2リットル弱のオイル量ですから受けも大きなものは必要ありません。
マニュアルでは、40000キロ交換と距離指定だけあり、エンジンオイルのように6か月という時間の目安は記されていないようでした。
あまり走行しない車の場合、どの程度の時間で交換すればよいのかよくわかりません。

前回もやっているプラグのテープ巻き。
前のオーナーさんの時からこのスタイルですので、この作業は踏襲することにしました。こうしておくと漏れ防止、もしくはゆるみ止めに役立つのでしょうか。

使用オイル。
今回使用したのは「Gulf 75W-90」です。粘度はマニュアル指定のもので、前回同様2ℓ弱入りました。
前回と銘柄を変えていますが、前回のものが悪く感じたわけではありません。変えるとフィーリングの違いがあるのか、確かめてみたかっただけです。

ミッションプラグの締め付けトルク。
マニュアルを見ると「2.5~3.5kg-m」のようです。これに従いちょうど真ん中の3.0kg-mで締めました。

フィラープラグ。
「3.0kg-m」の締め付けトルクですと、この程度までプラグは回り入ります。でも回す感覚としては結構弱く締める感じです。
右側に見えている、2021年5月に交換したバックランプのスイッチも、まだきれいな状態を保っていてよいですね。

ドレンプラグの締め付け具合。
今回準備した新品のプラグを入れています。普段見えないところですが、新しいプラグは光っていて気持ちが良いものです。

次はデフのオイル交換です。
前回の作業時は緩めるのに苦労したフィラー側のプラグですが、前回の作業で要領がわかり、更に前回から時間も経過していないこともあるのでしょうか、今回は簡単に緩めることができました。
ここは凸型プラグで、17mmのレンチがピッタリ合います。

凸型のフィラープラグ。
少し回るかやってみて、回ったのを確認するため撮った写真です。
ここも前回の交換時に新品に変えています。今でもまだきれいな状態を保っていますね。

そのフィラープラグを完全に外してみたところ、オイルがフィラーの穴から流れ出てきました。前回入れ過ぎていたのでしょうか?

垂れてきたオイルをペーパーで受けて確認しています。見ると結構きれいです。

デフのドレンを外します。

あまり汚れが無いように見えます。ちょっと交換するには早かったかもしれません。

外したドレンプラグの鉄粉。
指で触ると磁石に若干の汚れがついています。

ドレンプラグの汚れ。
前回もこの程度の汚れが付着していましたから、通常の汚れの付着といえるのでしょう。

オイルの排出後、プラグの汚れを奇麗にしてからテープを巻きなおして再びプラグを回し入れます。

今回使用したオイルは前回と同じ銘柄の「85W-140」のギアオイル。
前回作業した際も硬いと記していた140番のギヤオイルです。
このままでも、なんとか吸って入れる事はできるのですが、こんなに硬かったかと思うほどサクションガンの押し引きは重くなります。
本当に140番は固いオイルです。もしかして少し温めておけば、もう少し楽に入れられたのでしょうか?

オイルを入れた後、フィラープラグを締めていきます。ここも締めすぎは厳禁。ほどほどの力加減で回さないとケースが割れます。
正確な締め付け数値を探そうと整備マニュアルを見たのですが、ここの締め付けトルクを探すことができませんでした。仕方がないのでミッションのプラグと同程度の力加減で回しておきました。

ミッション/デフオイルの交換後の試走。
走行後確認したら、プラグ付近からの漏れも無く作業はうまく出来たようです。デフに関してはあまりよくわからなかったのですが、ミッションについては明らかにシフトの入りが良くなっているように感じます。
1速もきれいに入りますし、その他のギヤも軽く入るようになりました。今回排出したオイルは目視ではあまり汚れは感じられず、交換時期的にはちょっと早かったかと思っていたのですが、車を実際に動かしてみるとかなり交換の効果があったように感じ驚きました。
やはり油脂類の時間による劣化も無視できないようで、定期的な交換の必要性を感じました。<2023年12月>